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2020-07-28 (Tue) 14:25

『翰苑』の注は「多く張楚金本人の注」

「日本出土の景初四年銘三角縁盤竜鏡」について(2013年10月『季刊邪馬台国』119号掲載分)
原著 王仲殊/日本語訳 平松健/p5
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ここまで説いてくると、話題を日本に転じる必要がある。中国の唐代の学者張楚金は唐の高宗顕慶五年(西暦六六〇年)『翰苑』なる書を著した。多くは散逸しているが、抄本の残巻が日本に遺っており、現在日本の九州福岡県太宰府天満宮にある。『宋史・芸文志』に『雍公睿注張楚金翰苑十一巻』と記されている。ただし、日本の学者の考証によれば、翰苑の本文は言うを待たないが、その注もまた、多く張楚金本人の注であり、雍公睿のしたことは、極く少数の補注に過ぎない。(注4)
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p9注(4)湯浅幸孫『翰苑校釈』、(日本)国書刊行会、一九八三年



湯浅幸孫『翰苑校釈』を読んでみたいが、大学を含む近隣の図書館には所蔵されていないようだ。古書では出回っているが結構値が張る。極力書籍が増えないように気がけているので購入までには踏み切れない。どうしたものか、、、
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最終更新日 : 2020-07-28

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