「魏志倭人伝」への旅 ブログ版

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2020-08-17 (Mon) 16:42

仏像の首がもげる

さらに、キヨヱによる決定的な証言もあった。私には彼女の話が騒動のすべてを物語っているように思えた。
「盃が見つかった場所から今度は仏像が出るといううわさが立ったので、飯詰の村人数人が喜八郎さんと一緒に石ノ塔の山に行ったことがありました。同行した人から聞いた話ですが、あまり土を掘らないうちに仏像が出てきたそうです。でも、掘り出したとたん、仏像の首がポロッと取れてしまった。
村人の一人が〝喜八郎さん、首がもげた〟と言うと、即座に〝うん、それは前からもげそうだったんだ〟と返したそうです。みんな笑うしかなかったと言っていました。喜八郎さんが自分で作った仏像を事前に埋めておき、自分で見つけていたということですよね。仏像が出るなんてうわさを広めたのも喜八郎さん自身なんですから、本当に笑い話。自作自演でしょう。それが、斉藤さんが知りたいという役小角騒動というものの真相なんです」
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斉藤光政『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌』第十三章 はんかくさい p270-271
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最終更新日 : 2020-08-17

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