「魏志倭人伝」への旅 ブログ版

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2020-08-17 (Mon) 22:44

擁護派にみる確証バイアス

仙台市にある聖和学園短期大学の元教授で、仏教研究者と地域おこしの立場から外三郡誌問題に取り組んできた千坂嵃峰さんは、ビリーバーたち、さらには今なお根強く残る擁護派の無責任な姿勢を、心理学で言う「確証バイアス(偏見)の典型例」なのだと厳しく批判し、こう言う。
「いくら学問的に説明しても、自分の考えが正しいと思い込んでいる人ですから、ニセ古文書に対する批判もはじめから客観的にとらえるつもりがないんですね。(略)『東日流誌』の真作説を主張したり、擁護や信奉する人は、極めて知識不足で、感覚的判断や思い込みで偽書論者を批判するので、レベルが低すぎて論争による学問的進展が望めません。(略)しかし、真作説への具体的反論は、知らない人や信じかけている人への警鐘ともなります。学術書や研究書を装った「ニセ古文書」の引用や拡散には、これからも歯止めを掛けなければなりません。」
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斉藤光政『戦後最大の偽書事件「東日流外三郡誌」』p445-446所引『だまされない東北人のために』本の森、二〇一六年。
hy注)千坂嵃峰=ちさかげんぽう
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最終更新日 : 2020-09-14

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