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2020-08-28 (Fri) 11:42

古田氏の〝「真贋判別」に明け暮れた日々〟

古田氏の『真実の東北王朝』p17-18。
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わたしは仙台を去ったあと、信州での〝落ちこぼれ教師〟時代を経て、神戸に出、親鸞研究に没頭した。三十代だ。それは、一面では、「偽作判別」の修業時代だった、といっていい。なぜなら、親鸞の自筆本や古写本を探究するさい、その基礎となるのは、次の一点だった。
〝これは、偽作ではないか〟。
だって、「偽作」を偽作と知らず、本物と思いこんで史料に使ったら、笑い物。結論は、まちがうにきまっている。だから、その検査、慎重な検証が第一の肝要事だ。だが、わたしには、師匠がいなかった。村岡先生はすでに亡い。亡師孤独、自分で、自分の目で、自分の手で、探究するより、他に手はなかったのである。そのため、いろいろの手練手管を学んだ。たとえば、デンシトメーターによる筆跡判別。医学部・理学部・工学部などを歴訪して、発見した方法だった。抜群のきき目があった。
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驚くべき発言と言ってもいいかも知れない。多くの「和田家文書」群に対して偽書派から寄せられる疑念の数々に対して、古田氏がどのような反応をしたのか?真贋論争の全容を知っている者なら、古田氏のこの発言に対して唖然とする思いだろう。

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最終更新日 : 2020-08-28

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